JX金属商事
Company

トップメッセージ

「未来に役立つ仕事」を通じて
社会の発展に貢献する
代表取締役社長 鈴木章仁

資源循環型商流を構築し
脱炭素社会の実現を目指す

私たちが生きている社会は日々変化しています。今日、資源や廃棄物に関する問題は、人類が共同で解決すべき課題となっています。そうした課題解決の一端を担っていくことが、JX金属商事の重要なミッションの一つです。

当社は、非鉄金属業界を牽引するJX金属グループの商事部門を担っており、非鉄金属、化学品等の多岐にわたる素材を取り扱っています。中でもJX金属グループが多くを取扱う「銅」は、自動車・パソコン・スマートフォンなど、私たちの生活に欠かせない「必需品」にも幅広く用いられ、現代社会において必要不可欠な素材の一つとなっています。

2015年に地球規模の課題である気候変動問題の解決に向けて、パリ協定が採択され、世界共通の長期目標が置かれました。この長期目標の実現に向けて、世界が取り組みを進めており、120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル(脱炭素社会)」という目標を掲げています。この脱炭素社会の実現には、あらゆる領域の「電化」が必要となり、「銅」はそれを地球規模で推し進めていくために欠かせない素材の一つです。こういった背景から世界的な銅需要の拡大が進む中、JX金属グループでは、「銅」の安定した供給体制の確保に挑んでいます。特に注目すべきは、既存の銅鉱石原料に加え、リサイクル原料を活用した銅の供給体制を、グローバルネットワークで構築している点です。そのリユース・リサイクルの枠組みにおける銅を、「サステナブルカッパー(持続可能な銅)」と標榜し、資源循環型の商流構築を加速させています。

私たちJX金属商事は、当社独自のネットワークを駆使し、国内外から非鉄金属スクラップの集荷をおこなっています。特に銅スクラップ原料に付いては、国内でトップクラスの集荷量を誇り、JX金属グループにおける「サステナブルカッパー」実現の一翼を担っています。

挑戦する意義
それを社内に伝播させていく

コロナ渦の逆風下にありながらも、当社は2020年度と2021年度に過去最高益を更新しました。それは、私たちの仕事が社会から必要とされていることを再認識する機会となりました。

一方で、私たちがこれからも社会に必要とされるためには、社会の変化に伴い変わる、顧客ニーズを捉え続け、更なる付加価値の創出に挑戦しなければなりません。ビジネスをグローバルな視野をもって進化させることが求められているのです。当社はこれまでも、JX金属グループの拠点や当社独自のネットワークを駆使し国内・海外での利益を拡大し続けていますが、今後はこれまで以上にグローバルに活躍できる人材を輩出し、新たな商機をつかみ取ることが重要だと考えています。今私たちには、一人ひとりがプロ意識を持ち、年齢や入社年次に関係なく、全員が裁量を持って新たなことに挑戦する組織であることが求められています。私は経営者として、新たな商機を見つけるための挑戦が後押しされ、それを社会に必要とされるビジネスに育てていくために議論が重ねられる、そんな風土を作ることが、重要な務めだと強く感じています。

豊かで明るい未来にむけて

当社は、素材の安定供給と循環型社会の構築を実現し、豊かで明るい未来の創造に貢献するという使命を担っています。この使命を果たすためには、新たな価値を生み出せるプロ人材の存在が必要不可欠です。幸い当社にはアクティブでチャレンジ精神に満ちた仲間がたくさん在籍しています。「プロと呼ばれる存在として仕事がしたい」「自分の仕事を通じて新たな価値を生み出したい」そのような想いをお持ちの方にとっては、働き甲斐、生き甲斐をもって働ける環境が当社にはあります。是非当社への理解を深めて頂き、将来共に働ける日が来るのを楽しみにしております。