ＪＸ金属商事での化学品事業は銅製錬時に発生する硫酸の取扱いにルーツをもちます。今では、無機薬品、有機薬品、石油化学製品、ガス類などの基礎化学品から、炭化水素系洗浄剤、難燃剤、高機能フィルムといった機能性商材に至る幅広い商品を取り扱っています。モノづくりの現場に欠かせない商材を当社の強みである豊富な調達網と物流機能を駆使することで、安定的かつ迅速に提供する、これが私たちのミッションです。

１０代半ばまでのアメリカ暮らしで身につけた語学力を活かし、現在は、輸入商材に携わる仕事をしています。商材はインドや中国から輸入しており、価格や品質に関する交渉に際して、海外の仕入先を訪問することもあります。お客様のニーズに沿う価格・品質の商材を、安定的に供給することが現在の私の使命です。今後は、海外との取引をさらに拡大し、新たな商材の開拓や販路の開拓をしていくことが目標です。

人と人の繋がりが価値となりビジネスになる…これが商社の本質だと私は考えています。私たちは、単独でモノをつくることも運ぶこともできません。人と人を繋ぐことで生まれる数多の掛け算により私たちは幾つものビジネスチャンスを作り続けています。それらを通じて得る、立場・年齢・国籍などのバックグラウンドが異なるさまざまな方との出会いが、この仕事の醍醐味だと感じています。

可能な限りface to faceで話をすることを意識しています。コロナ禍を機に、当社はもちろん取引先企業でもテレワークやWEB面談などが普及しています。手軽に遠方とコミュニケーションが取れる利便性は非常に良いシステムですが、信頼関係の構築において対面に勝るものはありません。AIには取って変えることができない、人と人が繋がるからこそ生み出せる価値があると私は思います。このような想いは時代の変化に依らずに大切にしていきたいです。

人間関係の良さに魅力を感じています。先輩方や同僚と仕事だけではなく、共通の趣味を通じてプライベートをともにすることも多々あります。日頃からお互いを深く知り・尊重し合う関係性が構築されていることにより、業務においても上下関係に縛られず議論できる風通しの良さを感じます。担当者だからこそ持つ意見や所感は全力で受入れ、考えが間違っていた場合や問題が発生した際には必ずフォローしてくれる周囲の環境が、挑戦しやすい風土を醸成していると感じています。