Profile
農学研究科 生物機能学 専攻修了
2018年キャリア入社
Holiday: 子どもと遊ぶ、ハイキング
Interested: 技術士や中小企業診断士の資格取得
- 世界唯一の製品
- 試行錯誤の先の成果
- 商社で研究開発
実直にその価値を
底上げしていく
Theme
今やめっき処理はアクセサリーなど装飾品だけに留まらず、電子部品などの生産プロセスにも欠かせない技術となっています。表面処理事業本部では、そのめっき処理で使用されるめっき薬品の開発しており、私たちが提供するめっき薬品の性能向上は、電子機器をはじめとする様々な製品の機能向上や小型化に直結するものであり、現代社会の発展に必要不可欠なものとなっています。決して派手な事業ではありませんが、当社では世界で唯一と呼べる商品を手掛けており、最終製品の機能向上等に非常に大きな影響力を有しています。多用途で奥が深い表面処理剤の領域を追求し続け、まだ世にない新たな製品を開発し提供していくことが、この先の社会の発展に必ずつながっていくと考えています。
Question 1
当社は商社でありながら、メーカー機能も有するという特徴がありますが、私たちの部門は、まさにそのメーカー機能を司るセクションであり、めっき処理に使用される様々なめっき薬品の開発・製造・販売を行っています。高槻工場は唯一の製造工場として、営業が収集してくる情報をヒントに、新製品の開発や既存製品の改良に取り組んでいます。
Question 2
製品開発にあたっては、開発部門だけではなく、営業部隊と協働し、マーケットや顧客ニーズをいち早く把握することを心掛けています。得た情報をもとに、当社であればどのような製品が開発できるか、試行錯誤を繰り返しています。また、開発した製品の生産工程において扱う金属原料のロスを最小限に抑えることも重要となるため、生産部隊とともに最適な製造技術の研究にも取り組んでいます。
Question 3
めっき薬品を構成する薬剤・薬品の組み合わせはほぼ無限といっても過言ではありません。答え探しとも言える仮説・検証を繰り返すことは研究開発における辛さでもあり、面白味でもあります。そのような試行錯誤を繰り返し、自身の作り出した製品で顧客の課題を解決することが出来た時の喜びは格別です。技術担当として顧客先に足を運ぶことも多々あり、直接顧客の声を聞いた上で、開発に臨めることも醍醐味の一つです。
Question 4
製品開発は研究室で1人で作業を行うだけで結果の出る仕事ではありません。お客様に喜ばれ、評価される製品を生み出すには、業界の傾向やお客様の潜在ニーズを常にキャッチアップし続けることが重要です。そのためには、自己研鑽することはもちろん、社内外の方々の協力が必要不可欠力です。より良い協力体制を築くために、日々の業務を通じて、相談し易く、話しかけやすい雰囲気を作ることを心掛けています。
Question 5
当社でしか製造できない独自のめっき薬品を有していることは、技術者として働く上では非常に魅力的なことだと感じています。扱う設備・機器の性能も非常に高く、より高い技術習得が叶えられる環境があります。また、自分自身、中途で入社をしていますが、役職や入社年次による社員の隔たりはなく、フラットで風通しの良い社風のため、積極的に新しいことに挑戦できる環境があることも魅力に感じています。